新フットサル初心者の上達ノート

35歳過ぎて本格的にフットサルを始めた初心者が思ったこと

左右どちらにも動ける状態に保つ:スピードを押さえる

上手い人の動画を見てて、ボールを保持している時のことで気付くことかありました。

以下の二つです。

・常に左右どちらにも動ける状態にある
・スピードを押さえる

ボールを保持してるときに、左右どちらにも動けるように持っているなーということです。自分はボールを持った時に身体とボールが結構離れてて、自分のコントロール下になさそうな感じになってます。上手い人は自分のコントロール下にある感じです。それだと、いつでもすぐにボールと一緒に動ける状態にあるので、飛び込むとかわされそうな雰囲気があります。

これをやるのに意識することは、当たり前ですがボールを持っていて左右にすぐに動けることを意識するようにしてみます。ボールを持っている時に自分の中で左右どちらも選択肢があるということを意識することが大事な気がします。

実際の状態は、利き脚が右足なので右足の直ぐ下に(むしろ少し後ろに)ボールを置いておき、身体のバランスも真ん中に保っておくことでしょうか。そうすると自然に敵も迷いが生まれボールを取りづらくなるでしょうし、自分も余裕をもってプレー出来るでしょう。

その状態から実際には少しボールを動かすことが必要だと感じます。どちらに動ける状態であっても止まった状態から動くのはエネルギーがいるので、モーションが大きくなって読まれそうな気がします。こちらが止まってると敵もバランスがいい状態にあります。左右どちらでもよいので一旦敵のバランスを崩す意味でもボールは動かしておいた方がよい気がします。

その時注意することは、動かしている時も常に左右どちらでも動けるように意識することと、スピードをあまり上げないということです。ドリブルは意識していないとすぐにスピードが上がってしまいます。スピードが上がるとコントロールを失ってしまいがちになります。具体的にはいつでもすぐに止まれるスピードです。なので、基本的には左右に少し動いたり止まったりを繰り返しながら次の展開を考えるということです。

フットサルは騙しのスポーツ

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上手い人のプレーを見てて思うことがあって、フットサルって結局騙し合いのスポーツなのではないかと。パス出そうとしてパスとか、ドリブルしようとしてドリブルとかは、少ししか無い気がします。逆に私のような初心者は、ほとんどやろうとしたことをそのままやってる気がします。

対戦型のゲームというか遊びって、よくよく考えればほとんどそのようなことで成立していて、いかに相手の予測を外すか、にかかってる。じゃんけんは同時に出すから勝負が分からないわけで、最初から出す手が分かってるじゃんけんでは負けてしまう。いかに先に相手の手を出させるか。そのためにはこちらも何か出す振りをしなければならない。

そういう目線で海外サッカーなどを見ていると、ほとんどそのままのプレーはしてない事に気付く。トラップ一つにしても、逆にトラップ、ダイレクトパス、トラップする振りをしてダイレクト、ダイレクトパスの振りをしてドリブル、トラップする振りをしてスルー、とまあ細かい動きを色々やってます。

こういうのを練習から身に付けることは出来るのだろうか。結局、敵あり味方ありの練習になりそう。一番簡単でこの要素かあるのはロンド(鳥かご)のような気もするけど、どうなのでしょうか。もちろん他にもあるとは思うけど。

実際にやりたい事とは逆の事を一回入れる

昨日は「食い付かせのドリブル」と「予測力・想像力」ということを書いたが、前に思ってたことで大会で出来てなかったことを思い出した。それは、やろうとしていることと逆の事をやるということだ。

やろうとしていることが正直すぎて、ほとんど読まれてる。これは食い付かせにも通じるのだが、基本的に「ドリブル」しようとして「ドリブル」するだけでは簡単に読まれる。「パス」するかもしれない、と思わせておいて「ドリブル」するから成功するのでしょう。

なので、自分が「パス」したいのであれば、その前に「ドリブル」を一回見せておく。「ドリブル」したいのであれば、その前に「パス」しそうな雰囲気を見せておく。いわゆるフェイクなんですけど、これがことのほか重要なのにそんなことはすっかり忘れてました。

いや、何回か前にこれは出来たのでもういいやと思ってしまったのかもしれません。まだまだ無意識レベルまでは浸透してなかったということでしょう。
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