新フットサル初心者の上達ノート

35歳過ぎて本格的にフットサルを始めた初心者が思ったこと

【フットサル大会】フットサル初心者がウルトラビギナー大会に出る(8回目)

DSC_0494


昨日は今年最後のウルトラビギナー大会でした。結果から。

5チーム総当たり戦
第1試合:0-2負け
第2試合:0-0分け
第3試合:0-0分け
第4試合:0-0分け
3分1敗
5チーム中4位

■経験値は上がってる

まあ実力通りでしたね。昨日は正直、最初のゲームの入りに迷いがありました。というのも、助っ人のキーパーの若い子がラインで「絶対優勝したいです」みたいなことを言って、自分自身がそれに対してあんまり勝ちを意識するのをやめようと思ってる時なので、逆にあんまりガツガツいくのは辞めようっていうのが強め意識でゲームに入ってしまいました。その結果、プレーに迷いが出てしまってた気がします。

途中から段々そういう迷いも消えてきて試合に集中していきましたが、そんな中で思ったのは、私はそんなにガツガツいかないなということでした。試合に集中してても、怪我しないようにあんまりムキになってボールを取り返しにいかないようにとの理性は持ち合わせるようになったな、と感じました。

基本的に私は穏やかな性格をしているという主観的客観的評価をいただくことが多いのですが、それでも以前は取られたらムキになって取り返しに行くのと、経験不足でどれくらいいったらいいのか分からない部分もあったので、敵の足を引っ掻けてしまったり強引に奪いにいこうとしたりしたことがありました。でも最近は精神的にも技術的にも経験値が上がったので色々とコントロール出来るようになったんだなーと感じます。

■試合になるとチームバランスを考えることがまだ足りてないことが浮き彫りに

技術面の方ですが、まず前の記事で考えてた「ダイレクト」「三人目の動き」ですが、「ダイレクト」についてはほんの少し考えられましたが、少ししか出来なかったとも言えます。まあ、少しでも考えられたから良かったかと。「三人目の動き」については全く考えられませんでした。まず、どこの二人目にパスが出そうかが分からない。まずボールを受ける時に全体のバランスを先に考えてしまう。こういったことが考えられない原因で、実際バランスを考えると自然といいポジショニングになるとは思うのですが、まだ検討中とします。

今回の良かったところは、オフザボールで裏の方へ走ることが出来た。味方が攻め上がるときにファー詰めが出来た。守備の時、周りを観ながら真ん中の危険な場所を切っていけた。味方のキックインの時、パスコースを作ることが出来た。特に守備面でボールが無いときのスペース管理やバランス取りが出来たなーと感じます。

良くなかったところは、一対一の守備で簡単に抜かれる場面があった。ボールをロストした場所が悪く失点に繋がった。ゴール前での決定的場面で落ち着きがなかった。攻撃時、他の味方とのバランスを考えず、ボールを出したら抜ける動きをしてしまった。逆に味方がパスを出して抜ける動きをした時に戻る動きが出来なかった。こんなところでしょうか。

試合になるとチームとしてバランスを見ることがもっと必要だなと感じました。特に前後のバランスを見ることが出来てないので今後そこを詰めてみたいですね。

【ゲーム中に考えること】「ダイレクト」「三人目の動き」

■ボールが来た時にどうするか

ボールが来たらまずダイレクトパスを出せるか考えておく。出せなければトラップ。キャンセルを考えつつボールを持つ。ボールを持ってる時最初はパスを考えるが、出せなければドリブルで敵を動かさなければならない。基本は横に動いて敵を動かす。敵がボールを取りに来たら鬼ごっこを思い出して敵から逃げる。ちなみにパスの時はロンドを思い出してパスを繋ぐ。

で、何かアクションを起こす時は逆のことをする。パスしそうにしてドリブル。ドリブルしそうにしてパス。シュートしそうにしてパス。など、パス、ドリブル、シュートをしそうにすることと違うことをやる。常にキャンセルを考えながら。ドリブルも基本的に逆をつく。右に抜こうとして左、左に抜こうとして右に抜く。

①ダイレクトパス
②トラップ
③(敵が来たら)ドリブルで逃げる
④(敵が来なければ)キャンセルを考えつつ逆のことをやる
⑤横にドリブルして敵を動かす

今日やってみた感覚では、①ダイレクトパスは最初からまるで考えられなかった。③④⑤については意外と自然と出来ているかもしれない。なので、①をとにかく意識しておくことにする。

■ボールを受ける時にどうするか

ボールを受ける時は、まず二人目としてボールを貰える位置を探る。無ければ三人目として二人目がダイレクトパスを出せる位置に動く。それを繰り返す。

①ボール保持者からボールをもらう位置(二人目)
②二人目がダイレクトパスを出せる位置(三人目)

今日やってみた感覚では①ボール保持者からボールをもらう位置(二人目)までしか考えられなかった。もう最初から三人目の動きの方を考えた方がよいのかもしれない。二人目の動きなんて自然と考えるのだから。

■まとめ

で、結局ゲーム中に考えるのをどうするかというと、

・ボールを受ける時は常に三人目になることを考える(二人目になることは自然と考えるから)
・ボールが来たら常にダイレクトパスすることを常に考える

ということだ。もっと端的に言うと、

「三人目の動きをする」
「ダイレクトパスを常に考える」

ということになる。
惜しむらくは次が明後日の大会になってしまい、これを試すのがぶっつけ本番になってしまうことだがいたしかたない。どれくらい出来るか分からないが試してみようと思う。

あと、今年の二月位からずっと禁煙していたが、先日解禁してしまって、昔ほどではないが吸うようになり、体力面が少々心配だ。まあ、それも含めていたしかたない。

再考:勝つことと楽しむこと、どちらを目指すのか

この前自分が関わっている一つのチームを別の所属しているチームの小大会的なものに連れていくことになった時に、自分が連れていく側のチームのラインで以下のようなやり取りがありました。

(男性メンバー)
「勝ちにいきましょう」

(私)
「怪我しないように、でも勝ちにいきましょう」

(女性メンバー)
「メンズがんばって」

違う。これは私の求めている形ではない、と思いました。女性も本気で男性に任せる訳ではなく冗談で言ってるから大丈夫なんですが、私が求めているのは男性も女性もみんな楽しく参加出来ることを求めていたはずなのに、「勝つ」という意識を入れることで疎外感を感じる人が出てきてしまう恐れがあるのではないか、ということを忘れていました。

ラインでは勝ちにいきましょうという流れを組んで、同調したようなことを言ってしまい、その後には何かモヤモヤしたものが残っていた。結局、当日には楽しんだもの勝ちなんで楽しみましょう、みたいなことを言えたので良かったが、単なる同調で簡単に言葉を使うと良くないな、と思った。

勝ちにいくことを否定したい訳ではない。もちろん勝ちにいくことが楽しいことの一面でもある。でも、私にとってはそれが最上位ではない。勝ちたければ、メンバーも上手い人を呼べばいいし、試合中も指示を出したり出されたり、求めるものが高くなったり、激しくなって身体もぶつけることがあってもよいだろう。

しかしそれでは、初心者や年上の方や女性を遠ざけているような気がする。私がやりたいのは、みんなが参加出来て楽しく怪我しないようにやることだ。自分が誘ったことであれば、尚更そういうコンセプトで発言もそうした方がよかった。しかも、この連れていったチームは初心者や結構年上の方や女性もいて、そういう人達でも楽しくやれると思ったから誘ったのに。

「勝つ」という意識が一番上に来ることによって、下手な人が「自分がいたら迷惑になるんじゃなかろうか…」「自分がいたら足手まといになるんじゃなかろうか…」と思ってしまうかもしれない、ということだ。私がそう思うたちで、上手い人が一人でもいると「下手で本当にすみません」みたいな感覚になってしまう。そんなんでプレーしてても全然楽しくない。なので、人にはそんな思いをさせないようにやりたい。

今ウルトラビギナー大会に出てるチームでは、まさに「勝ちたい」という意欲に向かっており、自分としてはあんまりいきすぎないでほしいなとは思うが、「勝ち」にいく考え方ももちろんあるので、それはそれで良いと思ってる。メンバーも基本的にそういう「勝ち」にいこうというメンバーが多いし。まあ私にとってフットサルは趣味なので、「勝ち」に針が振れすぎるようであればそこから離れるだけだ。
プロフィール

なみけん

お問い合わせ