新フットサル初心者の上達ノート

35歳過ぎて本格的にフットサルを始めた初心者が思ったこと

2016年06月

ボールをもらう前に2、3手先を考える

どうも、30代後半フットサル初心者「なみけん」です。

今日も更に脱初級者となるにはどうするかについて考えてみます。

・今ボールが来たらどうするかの2、3手先まで考えてるか

今ボールが来たらどうするか。そんなことを考えてるだろうか。

よく、ボールがくる前に回りを見ておく、などと教わりますが、実際には初級者はボールをどうやって受けようか、は考えるが、実際来るところまでは考えてないものです。

さらに実際に来たらどうするか、というのも考えていないです。

これは初級者は「どこでボールを受けるか」に頭の容量を取られるので、その先のことは考えられないことに起因します。

ボールを持った味方が自陣左サイドにいる。自分が前目の真ん中にいる。

ボールをいつでも来る準備をしながら、ボールが来たらダイレクトで右サイドに送るか、でもマークがついてるから出来ない。

そもそも自分にマークはついているのか、ついていそうだ。もらったらキープして前向けるタイミングを計りながら戻すか。

など、色んな状況を考えつつプレーすることが必要です。これが、初心者には圧倒的に足りないのではないかと思います。

初級者はボールをもらってから「えーっと、どうしようか、フリーな味方はいるかな。」と探すところから始まったり、とりあえず前にドリブルで進むの一択しかなかったりじす。


ボールをもらう前に2、3手先を考えるためには、どうすればよいかなんですが、元も子もないでさがとにかくゲーム中意識するしかないです。

ボールをもらう前に先のことまで考えるということを意識します。

私が普段からやっているのは駅などの混雑する道を歩いてる時に、「この人はこっちに動くから自分はこっちに動こう」みたいなことを意識しながら歩くことをやってます。

あなたはいくつ出来る!?フットサル脱超初級者と脱初級者の各10個のチェックリスト

【更進:2018/11/9】【公開:2016/6/16】

フットサル初心者「フットサルやり始めてから何年か経つけど、自分はどれくらいのレベルなんだろうか。。」という悩みに答えます。

<目次>
1.超初心者と初心者の壁
2.脱超初心者のための10個のチェックリスト
3.脱初心者のための10個のチェックリスト
4.まとめ



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「ゆるキープ」が必要

キープが苦手です。しかし、フットサルをやる以上はキープしなければなりません。

しなければならないキープはボールを身体で隠すようなキープともう1つありまして、もっとフリーな状態での自由なボールキープです。

ボール動かさずにただじっとしているだけでは何も起きませんし、初心者はそこからパスを出すことしか考えてないので読まれます。

上手い方は、パスするかドリブルするか、分からないからこそ守備者にとってやっかいで、パスは取られないのです。

そして守備者にとってもう1つやっかいな状態が、ボールが動いてる状態です。

ボールが動いてるとそれを追わなければならず身体を動かすことになり、体勢を崩されます。

初心者に必要なのはこういうキープの状態で、抜くドリブルでもガッチリキープでもないけど、敵を少し揺さぶってパスや抜くドリブルを仕掛けられるスキを作るキープです。

このキープを「ゆるキープ」と名付けます。別に名付けなくてもよいのですが、まあ何か名詞がないと説明しづらいので。

上手い人のプレーと下手な人のプレーを見ていると何が違うのかというと、この「ゆるキープ」の多彩性とでもいうのでしょうか。ボールを自分のものとして扱ってるような感じがして、ボールを取れないような気にさせられます。

これは、中々練習でやることはないような気がします。というか、そもそも自然と身に付けるもののような気もするし、ともすれば無駄な行為のような感覚がするからでしょうか。

しかし、私はこれがまず重要だと思います。

さて、この「ゆるキープ」がどういうことなのかというと、「抜こうとしないけどボールをタッチして動かしていること」とします。

この「ゆるキープ」の状態から実際にはパスや抜くドリブルに繋げます。この繋ぎの状態のキープです。「ゆるキープ」ですが、キープの仕方は人それぞれなので決まった型はないです。

例をあげるならば、

「右足前にボールがある状態から、右足裏で左になめて、右足外からシザースでまたいで、左足で止めて右足の後ろを通して、右足のアウトサイドで右に出して、右足インサイドで右にパスを出すキックフェイントをして、右足裏に止める」

とか、

「右足前にボールがある状態から、右足裏で左になめて、右足アウトサイドで止めて、右足アウトサイドで右に出して、右足でボールを左足の後ろを通して、左足のインサイドで左にパスを出すキックフェイントをして、左足裏に止める」

とかです。

こういう難しいこともそのうち必要にはなるのですが、まずは簡単なところからやる必要があります。

右足が利き脚とする時を説明します。

1.右足前にボールを置きます
2.右のアウトサイドで右横方向へ動かします
3.右足裏で止めます
4-1.右のアウトサイドでまた右横方向へ動かして、右足裏で止めます
4-2.または右足裏で左になめて左足インサイドで止めます

こういう基本系をまずは一人で練習します。

慣れてきたら敵がいる場面でもやったり、ダブルタッチの敵を抜かないバージョンや、足裏を内側外側両方やるなど、やる技を増やす必要はあります。

しかまず最初は、ボールが離れることなく左右に少し移動が出来るということです。そして、その状態でルックアップが出来ることです。

ボール持った時に知っておく敵の大原則2つ

どうも、30代後半フットサル初心者「なみけん」です。

今日は質問が来ましたので答えてみました風です。

《質問》

私はフットサル初心者で、自分がボールを持っていてボールを取りに来られると、焦ってしまいミスをします。パスを出そうとしても味方がマークにつかれていてパスを出せません。キープという方法もあるのでしょうが、ボールキープが苦手です。このような時どうすればよいでしょうか。

《回答》

自分がボールを持っている時、フットサル初心者であるあなたが知っておくべき大原則があります。それは、

『敵はボールを奪いにくる』
『敵はこちらが前に進もうとするのを邪魔する』

というこの2つです。

フットサルというスポーツは、敵と味方が混在していてボールをゴールに入れる、というスポーツですので大原則として上の2つがあります。

よく、初心者がゲーム中どうしてよいか分からずただ前に進んでしまったり、敵が来たからと来た後に焦ってしまいますが、最初から敵はボールを取りに来たり邪魔したりするものだと思っておかなければなりません。

この大原則2つからすると、フットサルの攻撃の目的がこうとも言えます。

「敵からボールを取られないようにして、敵の邪魔をかいくぐり、ボールをゴールに入れること」

『敵がボールを奪いに来る』ということは、取られないようにしなければいけません。取られないためには出来るだけボールを隠したり敵から逃げたり、ボール味方に渡す必要があります。

なので、
・ボールキープ
・パス
・ポジショニング
の技術が必要です。

『敵はこちらが前に進もうとするのを邪魔する』ということは、自分が行こうとする方向に敵が遮るということです。

なので、こちらは突破するための
・ドリブル
・パス
・ポジション
といった技術が必要です。

質問だと焦ってしまうとのことなので、今回は精神的な面というか、大原則としてとりあえず「敵はボールを奪いにくるものだ」だから、その意識を持つことが大事という話でした。

書きたかったことは何だったのだろうか

自分が書きたかったのはこういうことではないんです。

書きたかったのは、もっと大人の初心者が簡単にフットサルを上達するためのコツであったり、 全くやったことがない素人レベルの人でも辞めないようにどうにか導けたら、ということを書きたかったんです。

でも、色々、サッカーやフットサルのことを本を読んだりして勉強していくほどに、基本は基本に忠実にやるしかないのか、という思いにかられます。

基本的に基礎本というのは子供向けに書いてあるものなので、初めはボールに慣れようとか、そんなことが書いてあることが多いです。でも、我々大人は時間が無いし、大人の頭を持っています。なので、大人の初心者には大人の初心者なりの簡単な上達方法があるのではないか、と思ってこのブログを始めた次第です。

例えば、フットサルのフォーメーションでダイヤという基本フォーメーションがあるが、そもそも我々サッカーをやってこなかった人間は、2対2なんかの基本的なことですらどこにポジショニングすればよいのか分からない。なのに、ダイヤの時のこうだったらこう、というような動きが出来るのかと言われれば出来ません。

通常は、サッカーで相手のマークの外し方を知ったりしてその応用でフットサルをやってます。なので、私のような初心者にはそもそもの定石というかセオリーが知りたいのです。

これがフットサルではなくサッカーだったら、逆にある程度は分かったりもします。なぜならよく試合はテレビなどで見るし、サイドバックのどちらかが出たらどちらかは行かないとか、縦パスは攻撃のスイッチだとか、ゾーンディフェンスの基礎だとか、こういったのは扱う媒体が多いからか、何かの本で読んだりしてよく知ってます。

でも、フットサルの基本戦術となると、まるで分からなくなります。というか、フットサルになったとたんに4対4という少数戦術になり、そうすると、にわかサッカーファンの私では分からなくなります。

ただ、フットサルにも定石はあるはずなんです。というか、サッカーの定石をそのまま使える部分もあるはずなんです。

例えば、マークを外すにはDFの視界から消えなければいけない。DFの目が自分に向いてない時に移動する。といったことも、言われてみないと気づきません。この、微妙に知ってるか知らないか、程度のことを分かりやすく説明するブログにしたかったのですが、どうもそれを考えれば考えるほど、基本技術のとこに戻ってしまい、単なる基本技術の話であれば、少年サッカーなどの本に書いてあるので、それを読めばいいじゃんって話を思ってしまうのです。

でも、やはり大人となってからそんなことにあまり時間を割きたくない。

そんな中、どうも私自身が最近あまり上手くならないことに焦りを感じています。どうすれば上手くなるのか。

というより、上手くなったという実感ってどこで手に入るのだろうか。そう、このフットサルという競技、あまり自分が上手くなったという実感が得にくいのではないかという気がします。というか、最近そういうことばかり気にしてるせいか、やった後、後悔ばかりが残ります。

これではいけないです。元々楽しいからやるものなのに、なんでこう上手く出来ないもんだろうか、ということばかりになってしまってます。かといって、後悔がないと反省も上達もないので、この辺のバランスが難しいところです。

本来であれば、出来なかったところと出来たところが分かればいいのですが、フットサルという競技自体が相手あっての話なので、そもそも自分の能力を図りずらいという一面がある気がします。

そんな中、上手い人のプレーを見ると、自分は全くあそこまで行きついていないと思うと同時に、どれくらいの差があるかということが今ひとつ分からないのです。

自分はフットサルやサッカーが好きなので続けますが、そんなに好きでないのに始めたりする方は何をモチベーションに行けるのだろうかと思いますが、まあ単純に楽しいということであれば、自分ももっと昔は純粋に出来るようになったことを楽しめてたような気がします。

私は今、レベルアップの過渡期のような気もします。ここを我慢すれば一段階レベルが上がることがあるのでしょう。
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