新フットサル初心者の上達ノート

35歳過ぎて本格的にフットサルを始めた初心者が思ったこと

2018年06月

ボールを持ってる時は考えない、ボールを持ってない時は必死に考える

◼️ボールを持っている時は考えないという

ブログでは色々とプレーする時の事を考えて書いてるわけだが、ボールを持っている時は結局その考えている事の1割も実行できない。

考えたことを実行しようとするとプレーが間に合わない。相手もいることだし、味方も相手も状況は一瞬一瞬で変わっている。

また、ボールを取られないように相手が左から足をこの程度出してきてボールを取りに来たら、自分はボールを一回後ろに引くか、右に持ち出すかして、、、などと考えている暇は無く、瞬時の判断で身体が動いてないと間に合わない。

そうすると、結局のところプレーについては考えているというより、身体が反応してしまう事の方が重要で、実際は考えないでプレーできた方が良い。

◼️ボールを持っていない時は必死に考える

それに対して、考えなければいけないのは、ボールを持っていない時だ。ボールをもらう前に回りを見て、次どうするかは考えなければならない。

状況が変わることもあるだろうが、それはそれで変わる状況に応じて、次どうするかを考えなければならない。

ボールを持っていない時は考える事が出来る。だからボールを持ってない時に、次どこに出すか、どこに相手がいるからどこで数的優位を作ったらいいか、シュートまでの道のりはどうすればよいか、等を一生懸命考えて考えて、考える。

そして、いざボールが来たときには、その考えてたことを考えないで実行出来るようにする。

私にとってのキャプテン翼

今、私がフットサルをやっているのは、「キャプテン翼」があったからで、これがサッカーを好きになる一番最初のキッカケだった。

「キャプテン翼」とは言わずと知れた人気サッカー漫画で、国外まで人気を誇っており、今またリメイクでアニメをやっている。

「キャプテン翼」というと、派手な必殺技やオフサイドトラップの衝撃が有名ではあるが、なぜ「キャプテン翼」がこれだけ人気を誇ったかというと、そういう派手なシーン以外のクオリティが高いからだと思っている。

以下、ストーリーとして面白かった原因を思い付くまま記していきたい。

【小学生編】
・単行本2巻を丸ごと一冊使っての南葛-修哲対抗戦のクオリティの高さ
・その後、すぐにライバル(若林達)を味方にというジャンプ的展開
・主力の怪我による自然な難易度調整
・全国初戦、明和戦での負け経験
・リーグ戦→トーナメントの燃え展開
・必殺技と普通技のバランスの良さ
・決勝戦、延長、再延長という白熱戦

小学生編の1~12巻魔でですが、これでも充分に熱いです。

決勝戦、ツインシュートという飛道具は出たが、後は普通の動作のみで試合を持たせられる構成技術。

また、細かいストーリーで深みが増すというのもあったり、タケシの日向への指摘とか、翼、岬、若林の怪我など。

それより何より、この頃の陽一先生は画が抜群に上手い。普通、ゴール裏からのシーンって書かないんですって、難しいから。あと、この頃は線が多くて絵が荒い感じがまた良い。これが出来るってことは画が上手いってことでもあるのでしょう。

ここが凄いというポイントは決勝戦の延長戦、再延長戦からロベルト損失までですね。延長戦から得点も入らない、必殺シュートもないのに試合展開だけで見せる実力。これですよ。翼、岬、若林が怪我してるからか多少暗い雰囲気もあるのですが、それもまたよし。

そこから、ロベルトがいなくなるというドラマチック性。こんなん見せられますかって。

こんな感じで「キャプテン翼」ってそれこそ必殺シュートとか、スライディングとか、ボールは友達のような名言に注目されがちなんですが、普通にストーリーと試合展開が面白いのだと思います。それ故に漫画としての面白さがあったのだと。

その分、実際のサッカーを見たら、「キャプテン翼」ほど面白くなくて逆にショックだったというか。

なので、私にとっての「キャプテン翼」は漫画としての面白さを伝えてくれて、実際のサッカーをつまらなく思わせてしまった作品ですね。

まあ、実際は今フットサルをやっているので、結局サッカーは好きなままですが。

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