自分が書きたかったのはこういうことではないんです。

書きたかったのは、もっと大人の初心者が簡単にフットサルを上達するためのコツであったり、 全くやったことがない素人レベルの人でも辞めないようにどうにか導けたら、ということを書きたかったんです。

でも、色々、サッカーやフットサルのことを本を読んだりして勉強していくほどに、基本は基本に忠実にやるしかないのか、という思いにかられます。

基本的に基礎本というのは子供向けに書いてあるものなので、初めはボールに慣れようとか、そんなことが書いてあることが多いです。でも、我々大人は時間が無いし、大人の頭を持っています。なので、大人の初心者には大人の初心者なりの簡単な上達方法があるのではないか、と思ってこのブログを始めた次第です。

例えば、フットサルのフォーメーションでダイヤという基本フォーメーションがあるが、そもそも我々サッカーをやってこなかった人間は、2対2なんかの基本的なことですらどこにポジショニングすればよいのか分からない。なのに、ダイヤの時のこうだったらこう、というような動きが出来るのかと言われれば出来ません。

通常は、サッカーで相手のマークの外し方を知ったりしてその応用でフットサルをやってます。なので、私のような初心者にはそもそもの定石というかセオリーが知りたいのです。

これがフットサルではなくサッカーだったら、逆にある程度は分かったりもします。なぜならよく試合はテレビなどで見るし、サイドバックのどちらかが出たらどちらかは行かないとか、縦パスは攻撃のスイッチだとか、ゾーンディフェンスの基礎だとか、こういったのは扱う媒体が多いからか、何かの本で読んだりしてよく知ってます。

でも、フットサルの基本戦術となると、まるで分からなくなります。というか、フットサルになったとたんに4対4という少数戦術になり、そうすると、にわかサッカーファンの私では分からなくなります。

ただ、フットサルにも定石はあるはずなんです。というか、サッカーの定石をそのまま使える部分もあるはずなんです。

例えば、マークを外すにはDFの視界から消えなければいけない。DFの目が自分に向いてない時に移動する。といったことも、言われてみないと気づきません。この、微妙に知ってるか知らないか、程度のことを分かりやすく説明するブログにしたかったのですが、どうもそれを考えれば考えるほど、基本技術のとこに戻ってしまい、単なる基本技術の話であれば、少年サッカーなどの本に書いてあるので、それを読めばいいじゃんって話を思ってしまうのです。

でも、やはり大人となってからそんなことにあまり時間を割きたくない。

そんな中、どうも私自身が最近あまり上手くならないことに焦りを感じています。どうすれば上手くなるのか。

というより、上手くなったという実感ってどこで手に入るのだろうか。そう、このフットサルという競技、あまり自分が上手くなったという実感が得にくいのではないかという気がします。というか、最近そういうことばかり気にしてるせいか、やった後、後悔ばかりが残ります。

これではいけないです。元々楽しいからやるものなのに、なんでこう上手く出来ないもんだろうか、ということばかりになってしまってます。かといって、後悔がないと反省も上達もないので、この辺のバランスが難しいところです。

本来であれば、出来なかったところと出来たところが分かればいいのですが、フットサルという競技自体が相手あっての話なので、そもそも自分の能力を図りずらいという一面がある気がします。

そんな中、上手い人のプレーを見ると、自分は全くあそこまで行きついていないと思うと同時に、どれくらいの差があるかということが今ひとつ分からないのです。

自分はフットサルやサッカーが好きなので続けますが、そんなに好きでないのに始めたりする方は何をモチベーションに行けるのだろうかと思いますが、まあ単純に楽しいということであれば、自分ももっと昔は純粋に出来るようになったことを楽しめてたような気がします。

私は今、レベルアップの過渡期のような気もします。ここを我慢すれば一段階レベルが上がることがあるのでしょう。