リオデジャネイロオリンピックで日本はグループリーグで敗退しました。

ナイジェリア戦 4-5 負け
コロンビア戦 2-2 分け
スウェーデン戦 1-0 勝ち

敗因はシステムで4141を選んだからだとか、決めるところで決めきれなかったとか、メンタル面の弱さとか色々あるのでしょうが、そもそも技術って何でそれほど差がついてしまうのでしょうか。

同じくらいの年代の集まりで同じだけサッカーやってきて時間としてはあんまり変わらないと思うのですが、それでも差が出てしまいます。これは日本国内でもそうだし、日本対海外ということでも起きます。やってる人数の母数の違いとか当たり前のことはあるのでしょうが、それ以外で考えます。

同じような練習やゲームをやったとしても、その時にサッカーやフットサルの技術についてどれたけ考えてやってるかやってないかの違いではないかと思うわけです。

例えば私は、左足のインサイドが下手だったり、アウトサイドキックが下手だったりします。また、ドリブルで進んでいって切り返したところを取られたりします。そういうことがあるにも関わらず何も考えず同じ失敗を繰り返します。

次はボールをもっと軸足の近くにしてみようとか、脚の角度を変えてみようとか、切り返そうとして切り返さないドリブルを試してみよう、とは思ってないのです。

こういうことを練習やゲームの中で試すということをやった分だけ上手くなるのではないかと思います。そのためには、強い敵とやって、負けて、工夫して勝つためにはどうするかを考えるのが手っ取り早い気がします。そのためには、常時強い敵との勝負が出来る環境があった方がよいのでしょう。

と思いましたが、それも「ただし負けず嫌いに限る」ってところが難しいです。プロになった選手は総じて負けず嫌いともいいますが、それも善し悪しで、負けず嫌いばかりが良いことだとは思えないです。

実際には勝ち続けても延びる人もいたり、勝ちたくないという性格の人もいるでしょう。正直、性格面については何が良いか正解はありません。

とはいえ、強い敵とやるという環境はあった方が良いことかもしれません。子供だったら飛び級制度や日常的に大人と子供が混ざってやれる環境だとかがあると良いのでしょうが、それも安全面への配慮などで年々難しくなってきてる気がします。

とまあオリンピックとは関係ない話になってきましたが、技術の伸ばし方を考えることになったのでこれでよしとしましょう。