大会に出たら毎回思うことが、「敵のプレッシャー速っ、全然ボール持つ余裕ないやん。」ということです。敵に寄せられただけでどうしょうもなくなって、ボールを失ってしまいます。自分がボールを持ってる状態だと「キープなんて出来ねーし」って思うのですが、こっちが取りに行こうとすると、敵のボールはこれが見事に取れない。ということは、上手い人はキープ出来るってことです。

■ただ単にボールを見ないで運ぶ(ドリブル)するということにも、習得するには順序立てたプロセスがある

上手い人と何が違うのだろうか、と思ったりもするのですが、色々方法で違うのです。で、むやみに上手い人の真似をするのも違うのだろうと思います。上手い人がやってる動きをいきなり出来るかと言われれば出来ないわけです。ものには順序ってもんがあります。

上手い人のボールキープ技術の一つに、【ボールを見ないで運ぶ(ドリブル)】という動作がありますが、習得するまでには、

ボールを見て真っ直ぐ運ぶ
ボールを見て真っ直ぐ速く運ぶ
ボールを見て真っ直ぐ遅く運ぶ
ボールを見て真っ直ぐ緩急をつけて運ぶ
ボールを見て横に運ぶ
ボールを見て横に速く運ぶ
ボールを見て横に遅く運ぶ
ボールを見て横に緩急をつけて運ぶ
ボールを見てジグザグに運ぶ
ボールを見てジグザグに速く運ぶ
ボールを見てジグザグに遅く運ぶ
ボールを見てジグザグに緩急をつけて運ぶ

と、ここまで出来て、次にボールを見ないで運ぶという気の遠くなるような手順が本当は必要です。それを大人になってからちょっとやったくらいで出来るかっつーと、やはり出来ないわけですよ。努力が必要。

で、こういう練習がつまらないからボール持ちながら鬼ごっことかで、なるべく楽しんでやれるようにするわけですが、レベルを上げるには単純に練習量が必要であることもまた事実です。

ということで、練習量が必要という見も蓋もない結果になってしまいますが、周りの上手い人は何で出来るのかっていうと子供の頃の練習量ですよ、ということはもうしょうがないので、じゃあ大人になった我々はどうやって対抗するかってことを毎回大会終わりには考えます。