【更進:2018/11/7】【公開:2016/5/30】

ボールを持ったけど何も出来なくなった初心者「パスコースもないし、ドリブルで抜くことも出来ない。こんな時どうすればいいんだ。。」という悩みに答えます。

<目次>
1.とりあえず横にドリブルしとけ理論
2.横にドリブルすることのメリット
3.横にドリブルすることのデメリット
4.横にドリブルした後どうするか
5.まとめ


どうも、なみけんです。フットサルを完全な未経験からやり始めて早4年が経ち、フットサルも少しですが上達してきました。

色々と試してみて、もっと早く知っておけば早く上達してたのにとか、これを知ったおかげで急激に成長したってことがありました。

そんな自分が、上手くなった時のポイントやコツをお伝えしていきます。

1.とりあえず横にドリブルしとけ理論


今日お伝えしたいことは、ボールを持ってて何もできなかったら、【とりあえず横にドリブルしとけ理論】です。

ボール持った時の優先順位はおよそ以下の通りです。

「ボールを止める」

「周りを見る」

「前にドリブル(ができなければ次へ)」

「右にパス(ができなければ次へ)」

「左にパス(ができなければ??)」

もちろん他の選択肢もありますけど、基本的な攻撃時に考える優先順位はこうです。

そしてこの最後にある「左にパス」の選択肢が無くなると、そのあとは何をしてよいか分からなくなることが、初心者にはよくあります。

そして、無理に前にドリブルしたり、パスコースがないのにパスをして失敗してしまう。

まず、これを無くすことが初心者レベルを脱する一つのポイントかもしれません。

ボールを持ってて何もできなくなった、そんな時は【とりあえず横にドリブルしましょう】というのが、今日の主張です。

2.横にドリブルすることのメリット


横にドリブルすることで、どのようなメリットがあるかといいますと、以下に列挙します。

・相手を動かしてバランスを崩す
・相手を動かして状況を変える
・相手を動かしてパスコースを作る
・こちらが動くことで、相手をボールウォッチャーにさせる
・ドリブルした後にスペースが出来るので、味方も動ける

ということになります。

基本的に、守備側はリアクションなので、攻撃側が何かしないと動きません。

そうなると、攻撃側が攻めるには、相手の陣形を崩さないと攻めることが出来ないです。

なので、攻撃側が何かアクションを起こさないといけないのですが、前方向もドリブル出来ない、パスも出来ないとなると、後ろか横にですが、後ろだとあまりにもマイナス過ぎる選択なので、せめて横にドリブルしましょう、そして、相手の陣形を崩していきましょう、ということです。

また、自分がドリブルすると、その元々いたスペースが空いて、味方も動き始めます。

なので、ボールホルダーが動くことが一番効果的に次の展開になると考えます。

3.横にドリブルすることのデメリット


デメリットなんですけど、一番大きいのが横にドリブルしている途中で取られたときにピンチになりやすい、ということです。

なぜならば、こっちから仕掛けようとすると大体コントロールミスをするので、ボールホルダーのミス待ちで取れるから。

それが縦だったらいいのですが、横だと取られたら即ピンチにつながるので、横にドリブルするのは何となく嫌な感じがするものです。

横にドリブルして取られてピンチになるくらいだったら、前にドリブルして抜きにかかった方が良いのではないか?とも思うかもしれないです。

しかし、横にドリブルするメリットはそれを上回ると思ってます。

なぜならば、フットサルはコートが狭いのでドリブルで一人抜けたとしても、二人目の相手に取られることが多いです。

これはもう、コートが狭いのはフットサルの性質上しょうがないので、縦を切られたら一旦横にドリブルして、そこからはた判断するのが良いです。

4.横にドリブルした後どうするか



横にドリブルしますけど、これはあくまで次の攻撃に繋げるためです。

横にドリブルしながらパスコースを探します。これが基本です。なので、横にドリブルしながらパスコースを探します。

先ほどのボールを持った時の優先順位に、横にドリブルを追加したのがコチラです。

「ボールを止める」

「周りを見る」

「前にドリブル(ができなければ次へ)」

「右にパス(ができなければ次へ)」

「左にパス(ができなければ次へ)」
↓【ここから追加】
「横にドリブル」

「ドリブルした方にパス(ができなければ次へ)」

「逆を向いてパス(ができなければ次へ)」

「横にドリブル」

「ドリブルした方にパス(ができなければ次へ)」

ループ

5.まとめ


ということで、今日はボールを持って何も出来なくなったら【とりあえず横にドリブルしとけ理論】を解説しました。

そういうことで、今日は締めたいと思います。

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