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フットサル初心者「ブロックやカーテンやパラレラやジャグナウのやり方は分かるのですが、結局いつ使えばよいのか分かりません。」という悩みにお答えします。

<目次>
1.パスを出した後の行動をフローチャート風にしました
2.今後の課題「近づく」か「離れる」か
3.まとめ

(この記事は2分で読めます)


どうも、なみけんです。フットサルを完全な未経験からやり始めて早4年が経ち、フットサルも少しですが上達してきました。

色々と試してみて、もっと早く知っておけば早く上達してたのにとか、これを知ったおかげで急激に成長したってことがありました。

そんな自分が、上手くなった時のポイントやコツをお伝えしていきます。

今日は、

【パスを出した後の動き方とその判断基準をフローチャート風にしました】

のでお伝えします。

1.パスを出した後の行動をフローチャート風にしました


本日は、パスを出した後の判断を【フローチャート】みたいな感じでお伝えします。

あくまで一例なのでご了承ください。

まず、本日は真ん中スタートでサイドにパスを出した場合を考えます。

最初に考えるべき前提条件は、

【こちら側の自陣にいる敵の人数】
【こちら側の自陣にいる味方の人数】

で、以下のようになります。

【こちら側の自陣にいる敵の人数】が0人、1人
→敵が引いてる→攻めない
【こちら側の自陣にいる敵の人数】が2~4人
→敵が前がかり→攻める

【こちら側の自陣にいる味方の人数】が0人
→カバーがいない→前に行かない
【こちら側の自陣にいる味方の人数】が1~2人
→カバーがいる→前に進む

※こちら側の自陣といっても、何となくハーフラインからこっちぐらいの感覚です。
※味方の人数とは、自分とパスの受け手以外の味方を考えます。

よければ以下の記事も参考にしてみてください。

フットサル初心者が知っておきたい速攻と遅攻の使い分け【敵が3人以上前に来ていれば攻め急ぐ(速攻)】
フットサル初心者の動き方【味方と敵の場所を見る】

以上を前提条件とすると、次の行動としては以下のようになります。

【こちら側の自陣にいる敵の人数】が0人、1人
→敵が引いてる→パスを出して止まる

【こちら側の自陣にいる敵の人数】が2人~4人
→【こちら側の自陣にいる味方の人数】が0人→敵が前がかりだがカバーがいない→パスを出して止まる

【こちら側の自陣にいる敵の人数】が2人~4人
→【こちら側の自陣にいる味方の人数】が1人~2人→敵が前がかりだしカバーがいる→パスを出して動く


「パスを出して動く」であれば、以下に進みます。

次に考える判断基準は、

【パスの受け手とそのマーク敵との距離】
【パスの受け手のトラップの仕方】
【敵が付いてくるか】
【パスの受け手の判断】

です。


【パスの受け手がそのマーク敵と遠い】
→【パスの受け手がボールを止める】→(縦)or斜めにポジション→【敵が付いてこない】→(そのまま)縦or斜め

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【パスの受け手がそのマーク敵と遠い】
→【パスの受け手がボールを止める】→縦or斜めにポジション→【敵が付いてきた】→ジャグナウ

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【パスの受け手がそのマーク敵と遠い】
→【パスの受け手が前オリエンタード】→横に合わせて動く

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【パスの受け手がそのマーク敵と近い】
→【パスの受け手がボールを止める】→ワンツーのため横に→【パスの受け手の判断】→パラレラorワンツー

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【パスの受け手がそのマーク敵と近い】
→【パスの受け手がボールを止める】→ワンツーのため横→【パスの受け手が中ドリの気配】→ブロック

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【パスの受け手がそのマーク敵と近い】
→【パスの受け手がボールを止める】→ワンツーのため横に→【パスの受け手が何も無し】→カーテンor後ろ回りor斜め

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【パスの受け手がそのマーク敵と近すぎる】
→【パスの受け手が中オリエンタード】→ブロック

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【パスの受け手がそのマーク敵と近すぎる】
→【パスの受け手が中オリエンタード】→ブロック→入れ替わる(受けてが元いたスペースへ)

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2.今後の課題「近づく」か「離れる」か


ここまで、パスを出した後の動き方について説明してきましたけど、一つ考えきれてない部分があって、それは、

パスを出した後、受け手に「近づく」か「離れる」かです。

これって非常に難しくて、基本的に「近づく」と敵を引き連れてしまうので、「離れる」方が受け手にとってはやりやすい。

また、「離れる」ことで幅を取れるので敵がマークをしにくい、ということはあります。

しかしながら、ドリブルが得意な人が受け手だったらブロックやカーテンやパスコースを作るために「近づく」方がよいかもしれない。

また、ワンツーとか細かいパス回しがしたい人は「近づく」方が良いかもしれない。

という、両方の側面があって、この判断を入れてしまうと複雑になってしまうので入れてません。

この記事では「近づく」方を多めに考えてます。
(ジャグナウは離れる動きですね)

3.まとめ


ということで本日は、

【パスを出した後の動き方とその判断基準をフローチャート風にしました】

のでお伝えしました。

実際ゲーム中はここまで考えてやることは難しいです。

なぜならば、やっているときは一瞬の判断なので、「味方がボールを止めたら次は、、」なんて悠長に考えてる時間は無いからです。

しかしながら、いつそのような動きを使うかってことはあんまり教えてくれないので、こういうことを知っていると、少しはパスを受ける動きがしやすいかと思いました。

色々とごちゃごちゃしてしまったので、最後にこれだけ考えればいいという簡易版を載せておきます。


【パスの受け手がそのマーク敵と遠い】
→斜め→ジャグナウ

【パスの受け手がそのマーク敵と近い】
→横→ブロック→クロスして入れ替わる


それでは本日はこの辺で締めたいと思います。

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