新フットサル初心者の上達ノート

35歳過ぎて本格的にフットサルを始めた初心者が思ったこと

2017年11月

初心者として思った、そもそものフットサル基本の考え方

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1つ前の記事で、考える上での前提の話を考えたのですが、その時に思ったのが、考える要素が増えてくるとそれだけ複雑になって、考える上で支障か出るということです。とりあえず味方や相手DFのスキルとか、陣形や戦術を考えないでいて、条件を減らして考えようということです。

攻撃の時、最初はボールを持っている時を考えます。
・前にスペースがあるのなら進めば良い。
・相手DFが自分のマークに付いたら相手DFが切っていない方にパスかドリブルを考えればよい。
・相手DFが縦を切っていれば、横にパスかドリブルを考えれば良いし、相手DFが横を切っていれば、縦にパスかドリブルを考えれば良い。

ボールを受ける方もしかりで、
・パスは基本的にグラウンダーを考える。
・ボールホルダーと自分との間に相手DFがいなければ動かなくてよい。
・相手DFから縦を切られていれば、斜めか横で受けるように動けば良い。相手DFから横を切られていれば、縦か斜めで受けるように動けば良い。

ゴールに近付くようボールを受けようとするならば、以下のようになります。
・相手DFと相手DFの間でボールを受ける。
・その状態を保ってゴールに近付くにはなるべく中央を選択する。

守備の時もこの逆を考えれば良いわけで、
・相手のパスコースを切る。
・パスコースを切りつつボールを取りに行く。
・ゴールに近づけさせないために、中央を優先的に切ってサイドに追いやる。

ほかの条件をあまり考えないとすれば、フットサルの基本はこんな感じになると思います。

自分で書いていて、これが出来ればいいんだったら簡単じゃんって思ったのですが、自分の動画を見ていると難しいと感じました。

何というか、相手がどっちを切ってるかって、そんなにハッキリとはしてないです。しかも、空いてると思ってそちらに行こうとすると、素早く反応されて止められる事も多いです。

今後、自分の動画を見つつ図解で何がダメだったのかを考えようと思います。でも、図にするの結構面倒なもんなんですね。出来るかな。。

色々と分からなくなってきたので、上達する考えを行う上での前提を考えてみた

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2017年11月4日(土) 1500-1700初心者スクール
2017年11月5日(日) 群馬(前橋)赤城山登山(黒檜山1828m)

そもそものところ。フットサルでこれが正解と思われるものはあるのだが、それをやることで他の弊害を生むことがある。

例えば、パスを出した味方に近付くという行動を考える。近くにパスコースが出来る、限定的な範囲で数的優位を作れる、なとのメリットがある。しかし、相手DFもつれていってしまう、味方のスペースを消してしまう、などのデメリットもあってしまう。

このように、1つの行動の中にメリットとデメリットがあって、その中のメリットデメリットの比重を換算しなければならない。

例えば、相手ボールになって味方のDFが誰もいない時に自分が自陣に戻るのは、守りに関してはほぼ100%メリットだろうし、自陣にDFとして味方が3人残っているのであれば、自分は前線に残った方が良いかもしれないので、自分が戻る守りのメリットは50%位になるだろう。その分攻め残りがいなくなるので攻めのメリットは70%位になるだろう。

と考えると、最初の例えで出した、パスを出した味方に近付くという行動は私が考えるには攻めと守りで50%位で、メリットとしては半々かもしれない。これに味方のキープ力や、パスレンジや、相手の守りの陣形や、相手のDF能力や、味方の攻めるイメージの共有、などでメリットの割合は変化する。

これが前提。

このメリット●%をメリット率とすることにすると、私が考えることは何か。とりあえず、メリット率が0%でやる意味もないようなことを考える必要もないし、メリット率100%で当たり前にやることを考える必要もない。メリット率が70%程度の事がどういうことなのか理解することが大事なのかもしれない。

ということを考えるとして、完全に自分換算で考えてみる。
例えば、パスを出した後に動くというのはメリット率70%くらい。
メリットとしては、人が動くことによりマークがずれる。スペースが空く。
更にどこに動くかということを考えると、まず、パスの出し手と自分との間に相手DFがいないことを考える。どこに動くかを考える時に、味方のパスレンジを考える。攻撃における有効なスペースを考える。その辺の条件を一度除外すると一番簡単純なのは、とりあえず前に進むということだろう。更に味方や相手の状況を考えると複雑になり、メリット率の計算が複雑になる。

メリット率=行動+自分のスキル+味方のスキル+相手のスキル+味方全体の戦術・陣形+相手全体の戦術・陣形+得点差・状況等々

というそもそものことを考え始めると、何が正解かということが分からなくなってきた。とりあえず、条件を単純にしてメリット率が高いところを無意識に考えていたのだが、そこから色んな条件を考えすぎてしまうことで分からなくなることが多いので、少しずつ条件を足していくことであまりメリット率を下げないような事を考えなければならないのだろう。

ボールホルダーの横に1人いることと、守備でカバーを意識すること

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最近何をどうすればもっと上手くなるのか、というのが少し分からなくなってきている気がします。

もちろん、テクニックや戦術面で不足しているのは多々あるのですが、以前ほど、ここがダメってのが無くなってきたので、どこから手をつけるのが一番効果的かってのが分からなくなってる感じです。

そんな中、土曜日のウルビギ大会の時にコーチからチームの約束事として言われたことが2つあって、この2つは自分にとって上手くなったような気がします。

1つ目は攻撃時で、「ボールホルダーの横に1人必ずいる」事です。ウチの「埼玉チーム」は基本ボールを繋いで、パスを出したら前に動くというのをしているのですが、今回は前に行くのも一旦他の人が横に来た事を確認してから前に動くし、他の人がボールホルダーの横に来ないようであれば、自分が横に居続けるということでした。

これをやることによって、横パスが出来るという保険と、もし取られても横にいる人がすぐディフェンスに入れるという保険がききます。

ただ、以外と難しくて、というか、意識を変えることが難しかったです。基本的にパスを出したら前に進む事を無意識にやっていたので、他の人が前から降りて来てないのに、前に進んだ感じでした。また、最終ラインでは出来ていたのに、相手コートに進むとできなくなったりしてました。

もう1つは、ディフェンス面で「カバーを意識する」ということです。これは中々難しくて正解は無いのですが、基本マンツーマンで守っているものの、ボールホルダーには抜かれても誰かすぐカバーに入れるよう意識をしておくということです。

これをやるには、味方の誰がフォローに行くのかや、フォローとマークのバランスとか、パスコースやドリブルコースの限定だとか、次にボールが入る場所の予測など、様々な要素が必要になります。

どちらも頭を使わないといけません。ただ漫然と攻撃をしたり守備をしたりというわけでなく、どのようにやったらチャンスになるか、ピンチになるかを考えないともう1つ上にはいけない感じです。

でもこれは、自分にある程度の基本技術が身に付いたから考えられることだと思います。
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