最近、勝つこととか上手くなることにベクトルが向かいすぎてるような気がするので、今日はフットサルを楽しむことを中心にやろう。勝つことや上手くなることを目指すことは悪いことではないとは思うが、時々それはどうなんだろうか、、、と思うこともある。

この前の大会の時、普段は良い人なのだが試合中になると結構激しさを持ってて、怒ったように味方に指示をするチームメイトがいた。例えばクリアした方が良いときに「出せ!出せって!」とか、交代の時に「早く出ろ!」などだ。私は嫌な気持ちも少しして「そんなに言わんでもええがな…もっと楽しくやりたいねん。」と思った。

あと、最近はうちのチームのコーチも言うことが厳しくなってきた。コーチというのは一応チームを強くするという使命感のようなものがあるので、言うことも厳しくなるのは分からんでもない。でも、所詮と言ったら悪いけど、趣味のフットサルだからなーと思うことはある。

まあ、それこそ趣味のフットサルだから本当に嫌ならばチームを変えるとかすればいいので大した問題ではないのだが。と思うんだけど、私自身は子供の頃にスポーツというものにそういう怒られるという恐怖感があって、子供の頃サッカーが出来なかったという経緯があるので、この問題に引っ掛かる。

もちろん、勝つことを目指すことは一般的には良いこととされるけど、私自身はそのような厳しい言葉が無くてもいいと思ってるし、無くても上手くなったり勝つことは目指せると思ってる。それと同時に最終的には勝ったり上手くなったりしなくてよい、と思ってる。結局、「好きだから」やる、「やりたいから」やってるというだけで、向上心や競争心というのは、この単純な「好きだから」「やりたいから」という気持ちが阻害される要因とも思ってる。

これは、どっちがいいということでもなく、性格というか趣味嗜好の問題だ。自分がどっちを選ぶかという話なのだろうが、余りにもスポーツというと勝つこと目指さなければいけないとか、ハングリー精神だとか、向上心とか、それを持つのが良いとされてるように感じるので、それが厳しい要求みたいなものに繋がりやすいのではないかと思ったりする。ひいては私のようなそのスポーツが好きなのにそういう教育というか、怒られたりというようなことがあるからやりたくないって人もいると思う。そういうのがないチームを作りたいと思う。