2017年2月23日(木) 19:00-21:00 初心者スクール

ゲーム中、
「何でパスがつながらないんだろう。」
「何でドリブルが上手くいかないんだろう。」という違和感みたいなものがずっとあります。これだけやればある程度出来るだろうに、とか、何かゲームになると上手くいかないとか。もちろん技術不足とか理解不足もあるんですが、どうもそれだけではない気がする。

フットサルって何となく簡単にゲームが出来るまで至るような気がするんですよね。でも実際にはそうそう出来ないです。バスケと近い感覚です。でもバスケよりは簡単なような気がする、これが違和感の正体で、簡単そうに見えるのにやってみると難しい、難しい理由がバスケほどハッキリしない、ということだと思います。

バスケの場合はドリブルという動作がボールを突くという、目に見えて難しい動作が一つ入っています。また、パスも少し難しく、シュートは凄く難しいように感じられ、一つ一つのプレーにミスや難しさがハッキリと認識出来るようになっています。

これに比べてフットサルでいうと、一つ一つのプレー面で他の競技よりも難しさというのは目立ちにくいような気がします。基本的に足でボールを止める蹴るしかないので、最初はすぐに誰でも出来てしまいます。これがフットサル(サッカー)の良いところでもあり、悩ましい部分でもありますね。

自分がフットサルに感じる違和感は、簡単に出来るような気がするのに、思ったほど出来ない状態が続いてることにあります。これは他の競技よりも出来ないことに対する上手さのレベルがハッキリとしないことにあります。

何をどれだけやればあの上手い域に達するのか不明。野球の様にバッティングが上手いとか、単体の技術ではなく、フットサルが複合的な技術の組み合わせでレベルが上がることにもよるでしょう。パスだけが上手くても何となくフットサルが上手い感じにはならないです。思いの外、複雑な競技性を持っているとも言えるでしょう。

これが、練習で対面パスが上手くなってもフットサルが上手くなってる気がしない正体だと思います。パス、ドリブル、シュートが単に上手いだけではなく、敵も味方もいるなかでの上手さとなるとそれ以上の何かが必要になります。フットサルという競技としての上手さのようなものが。