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2017年8月17日(木) 19:00-21:00 初心者スクール
2017年8月20日(日) 9:00-11:00 初級カップ

この前、初心者スクールに行ってきたのですが、改めて初心者にありがちなことか分かったので、残しておこうと思います。

・基本、前に行きたがる

これなんですけど、やはりボールを持つと前に行かなきゃという意識が働くようです。これ自体は悪いことではないんですが、前に相手がいるのに無理して突っ込むことが多いです。相手一人を自分一人で抜く力はありません。それでいて前の方にパスを出せない場合も多いです。

そんな時にどうするかというのが大事なことです。色々とあって、横パス、後ろにパス、その場でキープ、横にドリブル、ということなんですがまあそれが出来ない。横や後ろに行けないとの心理としては「ボールを持ったら前に進まなければいけない。」「他の人から悪い選択をしたと思われそう。」「横や後ろを向いたら取られそう、取られた時のピンチさが大きい。」といった心理が働き、横や後ろの選択肢はあまりありません。

まずはこの横や後ろを向いても良いという意識改革が必要なのですが、中々それは難しい事です。まずは、出来ることなら周りの協力が必要なんだと思います。横や後ろににパスコースが無いとそちらの選択肢が無いです。初心者チームだと、まず、横や後ろにパスコースを作ることが出来ません。なので、いつまでたってもその意識が付かないという、悪循環といえば悪循環が発生します。なので、まずはポジショニングの基礎的な概念を理解することが必要かもしれません。

・ボールを貰う位置が分からない

これも色々あるのですが、まず大前提としてボールを持った味方と自分の間に相手DFがいない、ということです。まずはこれだけでよい、というかこれが出来ないことが多いです。最初はほんとこれだけを意識すれば良いのだと思います。

ただ、これを教えることや理解することが難しいです。基本的にはDFはマンマークで付きます。ということは、ボールホルダーと自分のマークの二人DFがいることになり、二人を外した場所でボールを受けなければなりません。ボールホルダーの後ろに行くと、相手DFは付いてこないことが多いのですが、それをやるとボールが後ろにしか行かないことになり、攻撃の手が弱まります。なので、出来れば前でボールを貰いたいのですが、それだと相手DFが多くて難しい。

これを打破するには、チームの方針もあるとは思いますが、まずは原則どうするかをだけを考えるのが良いのだと思います。例えば、基本的にボールホルダーとの距離を5メートル位に保つ、ボールホルダーの斜め前に位置する、そこに味方がいたり相手DFがいて貰えそうに無い場合は縦で貰う、などです。

そうすると、ボールホルダーが動いたり、ボールが動いたりすると、自分も動かなければいけないことが分かります。そして相手DFがいる場合も動かなければいけません。他にも考えなければいけないことはあるのですが、まずはこういうところではないかと思います。