◼️ゲーム中はロンドのようにはいかない

ゲーム中もロンドのようにやれば良いのではないか、と一つ前の記事で書いたが、中々そのようにいかない。

「ゲーム中もただのロンドのつもりでやれば良いのではないか」
http://blog.livedoor.jp/namikenz/archives/53245783.html

なぜだろうと考えてみたけど、当たり前の事だ。

・数的優位が基本的に無い
・味方の位置が遠い
・前に攻めなきゃいけないという意識が拭えない
・タッチ制限が無いからボールを離す判断が難しい

ゲーム中と単なるロンドでは趣旨が違うという当たり前の事に気が付くという、元も子もない結末に。

まあ、それでもパスの出し受けの技術、判断、のフットサルに必要な事の向上にはなるので、もちろんやった方が良いんだけど。

◼️並行的に考える

もう一つ、ロンドでは無いけどゲーム中に起きることとして、自分がボールを持ってる時に敵がマークに来ない場合がある。ロンドでは基本的に自分がボールをもったらディフェンスが絶対来るような気がする。

で、この自分がボールを持ってて敵がマークに来ない場合は基本的にどうするか。これは、二つほど前の記事で書いたが、シュートかドリブルだ。


「ボールを持った時の優先順位」http://blog.livedoor.jp/namikenz/archives/53211229.html

でも、これも今一つ出来ない。何故かと言うと、ドリブルして敵が来た→敵がいる場合はパスと考えるのに時間がかかる→フリーの味方を探す→パス。という風に工程が順列になってるからだ。

これは考え方だと思った。考え方を並列的にしなければならない。

【ドリブル敵を引き付けて(食い付かせて)パスを出すためのもの】

という考え方にすれば、最初からパスの事も考えてドリブルするから速い判断が下せる。

どこにパスをしようか考えつつ、あるいはパスを出す場所のあたりを付けておいてドリブルを開始する。これだけでも全然違う。

そう考えると、ロンドもそういう部分があって、ボールをもらう前から次どこへ出すかを先に考えておいた方が上手くいく。タッチ数制限がある時なんかは特にそうだ。

結局、フットサルをプレー中は色んな事を並列で考える必要がある。例えば、

・ドリブルしながら、パスを考える
・ドリブルしながら、シュートを考える
・パスをもらう場所を考えながら、次に出す場所を考える

こういうことを並列で考える。

ドリブルは人を引き付けるためという事を考えてると、自然にに次の展開も考えるようになる。こういう考え方を出来るような言葉を見つけていきたい。