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【最終更新2019/2/7】【公開2018/8/6】

「サッカーやフットサルでよく首を振るということを言ってるが、どういうことか分からん。」「いつどこで首振ってるの?」といった疑問に答えます。

<目次>
1.「首振り」の重要性

2.「首振り」をやるべき三つの理由
 2-1.(理由1)選択肢が広がるから
 2-2.(理由2)すべての状況で使えるから
 2-3.(理由3)敵や味方に見えているという状況を伝えられるから

3.「首振り」は難しい

4.具体的なやり方(アオアシ7巻読め)
 4-1.アオアシの一コマで「首振り」のイメージが分かる
 4-2.目的を持って「首を振る」

5.「首振り」の練習方法

6.まとめ

(この記事は3分で読めます)


どうも、なみけんです。フットサルを完全な未経験からやり始めて早4年が経ち、最近はフットサルも少しですが上達してきました。

上手くなりたくて色々と試してみて、もっと早く知っておけば早く上達してたのにとか、これを知ったおかげで急激に成長したってことがありました。

そんな自分が、上手くなった時のポイントやコツをお伝えしていきます。

今日の結論は

【アオアシの7巻を読め】

です。

それだけでは寂しいので解説を加えていきます。

1.「首振り」の重要性


フットサルにおいて、「首を振る」とは一体どういうことでしょうか。

単純な答えとしては「首を振る=横や後ろなど周りを見ること」です。

では、なぜ周りを見ると言わずに「首を振る」という言い方をすることがあるのでしょうか。

それは、「首を振る」と言うと一瞬で周りを広く見るという意味が含まれるからだと思います。

また、「首を振る」という実際の行動を言うことで、まずは無理やりでもやっていこうという効果があります。

しかしながら、この「首振り」ですが、初心者の方はほとんど出来ません。

私も全くといっていいほど出来なかったし、そもそもそういう発想がなかったです。

しかしながら、この「首振り」という技術が出来るとフットサルが見違えるように上手くなるし、非常に楽しくなります。

「首振り」が出来るようになってこそ、脱初心者と言えるくらい重要なことですので、ぜひともマスターしたいです。

2.「首振り」をやるべき三つの理由


首振りをやるべき理由は三つあります。

1.選択肢が広がるから
2.全ての状況で使えるから
3.敵や味方に見えているという状況を伝えられるから

この三つの理由ですが、一つずつ解説していきます。

2-1.(理由1)選択肢が広がるから


一つ目の理由は「選択肢が広がるから」です。

私が過去そうだったのですが、ボールをもらってから「えーっと、どうしようか、フリーな味方はいるかな。」と探すところから始まったり、とりあえず前にドリブルで進むの一択しかなかったりします。

それでは遅くて、ボールが来る前からどうするか考えておかなければ次のパスの出し先が無くなります。

ボールが来る前にパスの出し先があるのか確認しておけば、パスなのか、ドリブルなのか、選択肢が出来ます。

このように「首振り」でパスの選択肢が増えたり、敵や味方の状況によってはドリブルやシュートの選択も増えたりします。

2-2.(理由2)すべての状況で使えるから


二つ目の理由は「すべての状況で使えるから」です。

例えばどこで使うかというと、先ほどのボールを受ける前にフリーの味方を探すのもそうですし、敵がどこにいるかなど確認のために「首振り」を使います。

また、ボールを持っているときも味方や敵がどこにいるかの確認のために「首振り」を使います。

ディフェンス時もフリーの敵がいないか探したり、裏を取られてないか後ろを見るために「首振り」を使います。

このように「首振り」は、ほぼ全部の場面で使えるし慣れてくると自然に使うことになると思います。

2-3.(理由3)敵や味方に見えているという状況を伝えられるから


三つ目の理由は「敵や味方に見えているという状況を伝えられるから」です。

例えば、ボールホルダーが「首振り」をすることによって、他の味方に対してはアイツは見えてるからあえて視野に入らなくていいなと思わせることが出来ます。

また、敵に対してはこいつ見えてるな、ということで牽制して、簡単に取りに来させないようにすることが出来ます。

3.「首振り」は難しい


このように「首振り」をやるべき理由はあるのですが、やはり初心者がやるには中々難しいです。

かなり意識してないと、横や後ろなんて見ません。

何故なら、ゲーム中はどうしてもボールに注目してしまうからです。

また、ボールと関係無いところで「首を振る」のも難しいのですが、更に難しいのはパスをもらう時にパスがこちらに来ている間に「首を振る」ことです。

周りの状況を確認するために、パスがこちらに来ている間に「首を振り」ます。

これが初心者にはもの凄く難しいです。

なぜなら、一回ボールから目を離すからで、これが難しいです。

このように、何かとやることが難しいのですが、やってると慣れてきて、ある時に凄くよく周りが見える瞬間があります。

4.具体的なやり方(アオアシ7巻読め)


具体的にどうやるかですが、これはう「アオアシ7巻読め」です。

しかし、これだけではさすがに説明不足なので、解説と練習の仕方もプラスします。

4-1.アオアシの一コマで「首振り」のイメージが分かる


アオアシとはサッカー漫画なんですが、技術や戦術がしっかり書かれているユースが舞台の、最近人気が出てきた漫画です。

ユースとは、Jリーグなどプロチームの高校生年代のチームです。

主人公がサイドバックってのも特徴的ですね。

この漫画の良いところは100個くらいあるのですが、今日は置いておきます。

そんなアオアシの7巻に「首振り」の重要性とやり方が書いてあるのですが、これが凄く良いです。

何が良いって、この「首振り」の1コマの絵が、「首振り」をどうやってやるかのイメージがしやすいんですよね。






左右にブンブンと「首を振る」感じが見た目に分かりやすく、瞬間的に左右に振ってる感じがよく出ています。これをぜひ見ていただきたいです。

4-2.目的を持って「首を振る」


次に重要なのはちゃんと目的を持って「首を振る」ということです。

「首を振る」ことが出来たとしても、最初のうち何も見えていないです。

私も本当に首を振るだけで何も見ていませんでした。

なので、「何を見る」かを決めておかないといけないです。

その「何を見る」かとは、「味方がフリーか」だったり、「敵がどこにいるか」だったりします。

おそらく、最初は「首を振る」ことだけで精一杯だと思います。しかしながら、何かを見るのを意識してやり続けると出来るようになってきます。

5.「首振り」の練習方法


これの練習方法としては、出来ればゲーム中ではなくてスクールとかの対面パスとかその他の練習で徐々に慣れていった方がいいですね。

最初のうちはめちゃめちゃミスすると思いますし。

対面パスではボールがこちらに来ている最中に、左右に「首を振り」ます。

その際に、隣に同じように対面パスを練習している人がいれば、その人がボールを持っている状態か、などを見ます。

対面パスの練習中に「首を振る」練習については、以下の記事に書きました。

スクールでの対面パス練習でフットサルがもっと上達する方法【ゲーム中のイメージをする:図解有り】

このように左右を見る目的を持って見ることが大事です。

また、ドリブル練習中も「首振り」で周りを見た方が良いです。

ゲーム中でもドリブルしてる時に後ろから敵が来ていることに気付かないことがありますが、それはドリブル中に後ろを見ていないからです。

なのでドリブル中に横や後ろを見て、これも他の人がどういう状況か、ボールを持っているのか、どれくらい距離が離れているのかなど、何か目的を持って見ることが大事です。

あとは、私はもう日常からやったりします。

道を曲がるときに一度後ろを見るために「首を振る」とか、T字路に出たら左右に「首を振る」とか。

この時もちゃんとした目的をもって、例えば人がいるのかいないのか、いたらどの程度の距離があるのかを確認します。

まあ、効果があるのか分からないし、やりすぎると変な人に見られるので目立たないように💦

こういう練習をやって、「首振り」が最終的には無意識で出来るようになりたいです。

6.まとめ


まとめますと、フットサルにおける「首振り」は非常に大事だけど難しいです。

なので、アオアシ7巻読んで(出来れば全部読んでいただきたい)練習中や日常から意識してやるようにして、最終的には「首振り」を無意識でやれるようにしたいですね。

では、今日はこれで締めたいと思います。


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