【2018/10/31最終更新】【2018/8/28公開】

フットサル初心者「敵陣コーナー付近に行っても、結局ボールを取られてピンチになることがよくある。」「敵陣コーナー付近に行ったあと、どうやって攻めるの?」

という疑問に答えます。

<目次>
1.敵陣コーナー付近からの攻撃は、逆にピンチなのか?
2.敵陣コーナー付近からの攻撃パターン4つ
 2-1.後ろ
 2-2.斜め後ろ
 2-3.横
 2-4.敵2人の間
3.まとめ

どうも、なみけんです。フットサルを完全な未経験からやり始めて早4年が経ち、フットサルも少しですが上達してきました。

色々と試してみて、もっと早く知っておけば早く上達してたのにとか、これを知ったおかげで急激に成長したってことがありました。

そんな自分が、上手くなった時のポイントやコツをお伝えしていきます。

1.敵陣コーナー付近からの攻撃は、逆にピンチなのか?



フットサルにおける攻撃の手段として、敵陣コーナー付近を狙うという攻め方があります。

サッカーだと、ここからのクロスで得点のチャンスになるところですね。

しかしながら、我々初心者チームの一人からこの前言われたんです。

「敵陣コーナー付近でボールを持っても、取られてカウンターになることが多いので、ピンチになります。」

「つまり、敵陣コーナー付近まで行ったらサッカーと同じようにゴール前に味方が行くんだけど、結局、クロスも入れられないし、入れてもゴレイロに取られるし、後ろに戻しても敵に取られるし。そして、味方は上がっているから、カウンターされるし、良いことないですよ。」

と、言われてしまいました。

要するに、以下の図のようになるとのことです。

スライド1

スライド2 
 
確かによくありますし、私もこのコーナー付近からどうすればよいのか、サッパリ分かりませんでした。

ですが、敵陣コーナーから攻めるメリットも充分あるので、今日はそれを解説します。

2.敵陣コーナー付近からの攻撃パターン4つ


まず、大前提として、シュートを打つエリアなんですがコーナー付近は適しません。

スライド3 

なので、シュートが入りやすい正面に、出来るだけボールを持っていくことが必要です。

持っていく方法は4つです。

(1)後ろ
(2)斜め後ろ
(3)横
(4)敵2人の間

2-1.後ろ


1つ目は後ろにパスを戻すことですが、Fリーグなんかではこれをよく見ます。

ここはパスの距離が短いので、足裏で軽く置くパスくらいがちょうどよいです。

スライド4 

後ろに戻したら、シュートからのファー詰めがよくある得点パターンですので、まずはこれを狙います。

2-2.斜め後ろ


2つ目は斜め後ろにパスを出すことですが、これは守備がまずはゴール前を固めることが多いので、少しマイナス気味の方があいてたりします。

スライド5 

シュートも正面から打てるので、入る確率が上がります。

後ろに戻すフェイントを入れて、斜め後ろに戻すパターンも効果的です。

2-3.横


3つ目は横にパスを出すことですが、これは正直いって初心者には難しいのですが、プレーの選択肢としてこれが一番多くなるのも事実です。

なぜなら、サッカーの感覚で、ここまで行ったらクロスを上げるという選択肢が通常になっているから。

クロスを上げるなーという雰囲気であれば、パスを受ける方の動きに工夫が必要です。具体的には、クロスを上げる位置によって、ニア待ちかファー待ちかを変えます。

クロスを上げる場所が遠い→ニア待ち
クロスを上げる場所が近い→ファー待ち

スライド6 

スライド7 

クロスを上げる位置が遠い場合は、パスを受ける方へ届くまでにゴレイロに取られてしまう。それであれば、思いきってニアに入って混戦状態を作った方がチャンスがあります。

逆にクロスを上げる位置が近ければ、シュートの可能性もあるのでゴレイロはニアを締めようとします。なので、ファーがあくことが多いです。


2-4.敵2人の間


4つ目は敵2人の間を狙ってパスを出すことですが、コーナー付近に行くと、ボールを取れると思って敵が2人来る場合があります。その時は2人の間を狙います。

というか、感覚的にそこが一番パスを通しやすいです。

スライド8 

別記事でもフットサル初心者の動き方【敵と敵との間を狙う】について解説しました。

敵陣コーナー付近からの攻撃は、この1~4を状況によって選びます。

3.まとめ


今日は、敵陣コーナー付近でどのような攻撃方法があるか、ということで、4つ紹介しました。

(1)後ろ
(2)斜め後ろ
(3)横
(4)敵2人の間

本日はこの辺で締めたいと思います。